2021/12/27 16:43

こんにちわ。

「SOLO-ist」です。

今日はちょっと薪ストーブについて・・・

今回緊急特別頒布となった「SOLO-300」は「組立式」の薪ストーブです。
昨今、折畳式や本体がほぼ完成しているタイプがある中、なぜ組立式なのか?

組立式の薪ストーブを選んだ理由をいくつか挙げて見ます。

1)コンパクトに収納出来る。
まずは組立式は空間に無駄ができにくいので、バック一つに収まりコンパクトになるのが大きな特徴だと思います。
本体が完成しているやつはどうしてもそのサイズが限定されて大きくなってしまいます。
また巻き煙突仕様でさらにコンパクトになるのが嬉しいところです。
冬キャンは何かと荷物が増えていく一方・・・
運搬時のスペース確保にもコンパクトに収まってくれるのは嬉しいのです。

2)お掃除がしっかり出来る。
使用後、特に耐火ガラスは煤汚れが気になってしまう部分なので綺麗にしておきたいですね。
本体が完成しているタイプを想像して見てください。
まずは残った灰を掻き出さなければなりません。
中に手を入れようとしても、薪投入口のスペースしかなくて、奥の方のお掃除も面倒です。
それに、サイドの耐火ガラス付きの場合はさらにのお掃除の時が大変です。
折畳式もその可動部に汚れが溜まりがちになってしまいます。
そんな時、本体パネルがすべてバラバラになるのは、お掃除にもメンテナンスにもとても便利です。
それぞれのパーツをお掃除していくことができます。
対火ガラスも綺麗な状態までお掃除ができるのが嬉しいのです。
巻き煙突もリングを外して開いてしまえば、しっかりと煤落としが出来ます。
使用後は次回に向けて、煤汚れなどしっかりとお掃除をしておきたいものです。
いつもコンディション良好でご使用になっていただけます。

3)ちょっとした歪みも修正できる。
薪ストーブは丈夫に作られていても、やはり熱変形が多少なり出てきます。
それはチタン素材であっても、ステンレス素材であっても、鉄素材でもしかりです・・・。
色んなメーカーさんが、歪み防止をそれぞれ対応されておられます。
それは複雑な形状になったり、本体の肉厚を厚くしたり・・・重量も重くなってしまいます。
しかし、それら対策も使用状況によっても歪みが生じてしまうことがあるのです。
薪ストーブの歪みは「ある程度は避けられないもの」と捉えています。
その捉え方からも、組立式ではパーツがそれぞれ独立し、かつシンプルな形状ゆえに、歪みなどが発生した場合には逆に修正がしやすいのです。

また「SOLO-ist」では、すべての交換部品を準備しております。
どうしても歪みがひどくなったり、万一の破損時にも、そのパーツだけを交換することができるのです。
メンテナンス性の高さは、末長く愛用していただくためにも必要と考えております。

実際、私が薪ストーブをこれまで使用してきて、このシンプルな組立式の良さを感じます。
バイクで行くキャンプツーリングなので、荷物をコンパクトになるのは嬉しい・・・
お掃除をして、いつも綺麗な状態から使用できるメンテナンス性の高さが良い・・・
多少の歪みもネジを締めこむとしっかりと組み上がるし、歪みを修正したい時も簡単に出来ます。


そんな組立式薪ストーブですが、逆に組み立てるという煩わしさがあるのもまた事実・・・。
でも、私にとってはその組み立てて行く行程もまた楽しい時間のように思います。
慣れてくれば5分ほどで組み立てられます。
巻き煙突も一度火入れをしてしまうと癖がついて、あっという間に伸び縮みをさせることが出来るようになります。
組立式は、収納、運搬、準備、片付け、お掃除、メンテナンス・・・総合的に見ても優秀な薪ストーブと思います。

そして素材はチタン製・・・

これはまた次のブログで・・・